たけがみじゅんこのちょっといい話
   
 

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◇ 若手社員の意欲を高める ◇

【ご質問】
当社では事業計画に対し、従業員個別の行動目標を決めて取り組んでいます。下期の目標見直しにあたって部下のヒアリングをしたところ、入社3年目の部下から「自分は言われたことはちゃんとしているので、これ以上何をしてよいのか分からないし、仕事のスキルが高くはないので、これ以上どうこうしようという気になれない」と言われました。意欲を持って仕事をしてもらうためにはどのように向けたらよいでしょうか。

【回 答】
「会社や部署が取り組もうとしていることを伝え、その方のできていること・できていないことを分からせた上で、これからの着手を具体的に言う」

上司(会社)が「やってほしい」と思うことと、部下が「こうしたい・したくない」とする思いの違いは、キャリアや経験を問わず、生まれてくることはありますね。ですが、同じ組織の中で仕事をする上では、役割や立場は違っていても、同じ方向を向いて仕事に取り組むことは大切です。
特に今回のご質問の方のように、自分に自信が持てない方や経験がないために何をしたらよいのかが分からない場合は、言われたことをしますという受け身姿勢が強くなります。この場合、部下を導く上司のリーダーシップが、そのチームの仕事姿勢に大きく影響します。
基本はコーチングスタイルです。上司が一方的に話しをして言い聞かせるのではなく、簡単に答えることができる質問をしながら上司の話しを受けとめられる姿勢づくりから始めます。例えば今の場合、「そうだね、〇〇さんは言われことはちゃんとできるようになったね。伝票に間違いはないし、以前の半分の時間で仕上げられるしね、最近、後輩の△△さんにも教えてあげてるよね、マニュアルとか作ったの?」などと肯定していくことから始めます。そして「今、うちの部がしてる〇〇という取り組みは、もっと早くできる方法があると思うんだけど、どこか短縮できるところとか思うところない?」と意見を尊重し、「それならどんな方法がいいと思う?」と具体的な意見が言えるよう掘り下げます。そして「それはいいね!それを〇〇さんがやってみるのはどうかな、もちろん自分もサポートするし、部長にも言ってみるけど」と部下ができるように向け、自分の役割も伝えます。
 仕事は皆でするもので、皆の為にすることが自分の成長にもつながることを、実例で伝えます。意欲的になれるのは、自分への期待が分かり、具体的な方法が分かった時です。そうなるようにするためには、部下の力を認めて伝え、更に力が伸ばせる役割を与えることです。
一緒に仕事をしていると、とかく欠点が目に付きやすくなるものですが、会社全体で取り組むことに対する自分たちメンバーの役割を考え、良さを伸ばす管理者の係わりは大切ですね。
2018年8月

代表取締役社長 竹上順子



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