たけがみじゅんこのちょっといい話

2021.9.29

メール冒頭のあいさつ文

皆様から寄せられたビジネスマナーへの質問にお答えさせていただきます。今回はメールの冒頭あいさつ文についてのご質問です。

【ご質問】
 取引先にメールを送る時に、冒頭のあいさつ文「いつもお世話になっております」を入れてから書き出しています。1日に何度もメールでやりとりをする場合、このあいさつ文は省いてよいでしょうか。1時間以内に、緊急のやりとりで3-4回送る場合もあり、あいさつ文で堅苦しい印象になるように思います。省くとすれば、どのような書き出しがよいでしょうか。

【回答】
 日に何度もやりとりする場合は、定型のあいさつ文は、状況に応じたあいさつ言葉に変え、日が改まったら、定型句に戻します。

 同じ方に時間を置かずやりとりするメールでは、冒頭の定型句のあいさつ文があることで、緊急性が弱くなったり、よそよそしさを感じたりすることもありますね。この場合は、省いても構いません。ただし、全くあいさつ文がないと、無言で他社の玄関に立ち入るようなものですので、別の言葉を使いましょう。
 例えば「続いてお世話になります」「たびたび失礼致します」などです。頻繁にメールを送る非礼を詫び、今の状況に応じた言葉にすることで、臨場感も出てきます。
 反対に、親しい方だからと「見ました。」と唐突に本題に入ったり、「すごいです。」と、何を示しているか分からない端的なSNSのような言い回しはよくありません。「感謝、感謝です」「嬉しいです(涙)」などの友達メール文も避けてください。
 言葉を崩しすぎず、堅苦しい言葉の繰り返しを避けて、その時の心情をまっすぐに伝えられる言葉をいくつか持っておかれるといいですね。

代表取締役社長 竹上順子

2021年9月