たけがみじゅんこのちょっといい話
   
 

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◇ 参考になりますは正しい言い方? ◇

皆様から寄せられたビジネスマナーへの質問にお答えさせていただきます。今回は、言葉づかいについてのご質問です。

【ご質問】
「“参考になります”は不適切な言葉なのでしょうか」
取引先の専務とお話しをしている時に、とてもタメになる話しを伺い、その場で「さすがですね〜、参考になります」と言ったところ、後で先輩から「参考になるというのは失礼だ」と言われました。変なのでしょうか。本来はどう言うべきなのでしょうか?

【回 答】
 「感銘を受けるお話しを伺った時は、“勉強になります”が適切です」

伝えたい気持ちを言い当てる言葉を間違うと、その場の雰囲気を壊したり、後々のコミュニケーションに影響する場合もありますね。
今回ご質問のこの「参考になります」も、よく聞く言葉です。「参考にする(なる)」という言葉は、自分をへりくだる状況に多く使う言葉で、例えば、「以前に〜〜という方法で対応したことがありますよ。〇〇様にとってはあまり参考にはならないかもしれませんが」というように使います。
本来の学びの脇にあるものが“参考”なので、「参考になります」と言うと、「本当に知りたいことではないですが、情報としていただいておきます」と言っているのと同じことです。つまり、敬意表現でなく軽く受け流したと同じ意味合いなのです。
伝えたい気持ちが言葉を間違えることによって、真反対に伝わってしまうのは悲しいことですよね。そんな気はなかった・・と言ったところで、言ってしまった言葉通りに相手には伝わります。
今回、教えてくださった先輩に感謝し、「教えていただいて勉強になりました」と、正しいフレーズを使って気持ちを伝えられてはいかがでしょうか?
2017年5月

代表取締役社長 竹上順子



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