たけがみじゅんこのちょっといい話

2023.04.01

マスク慣習

皆様から寄せたビジネスマナーと職場内コミュニケーションについての質問にお答えさせていただきます。今回は、会食時のマスクの着用についてのご質問です。


【ご質問】
お客様との会食の際、食事がひと通り終わり、話しが盛り上がった時、ふと見るとお客様はマスクを着けていらっしゃいませんでした。マスク会食の習慣で「話す時にはマスク」と思っているので、自分はマスクを着けたのですが、お客様を警戒しているようで嫌な感じにならないかなと気になりました。こんな時、どうしたらよいのでしょうか。

【回 答】
着けたままでよいです。着けるかどうか迷っているなら、着けましょう

マスク着用が既に習慣化され、食事の時もマスク会食でお互いに気遣いするといった光景もあたりまえになりました。そんな中、マスク着用の場が緩和され、各々の考えに任される場面も多くなってきています。
元々マスクは、自分の体調が悪い時に、周囲に害を与えてはいけないとした気遣いや、浮遊する有害なものから身を守るといった役割だと考えられてきました。ここ2-3年のコロナ禍では、後者の浮遊する有害なものから身を守るといった要素が強くなってきましたね。
さて今回の質問の、会食後の会話時のマスク着用ですが、こちらは前者にも後者にも入らない、コロナ禍から始まった「マスクをつけて接する慣習」の続きのように思えます。するとこの場合、慣習であれば、あなたはマスクを着けて、話をされても良いのではないでしょうか。慣習ですから、いずれ周囲が変わり、マスクをつける人が見当たらなくなれば、今回のようなお悩みもなくなると思います。
まだまだマスク慣習が残っていますので、周囲の状況を見て対応してください。

代表取締役社長 竹上順子

2023年04月