たけがみじゅんこのちょっといい話

2024.12.11

真の問いかけ

皆様から寄せられたビジネスマナーと職場内コミュニケーションについての質問にお答えさせていただきます。今回は、後輩の「言い方」へのアドバイスについてのご質問です

【ご質問】
 おかしな物言いの癖がついており、特に上司とのやり取りでは、周囲の私たちも嫌な気分になるので相談です。先日、こんなことがありました。
上司「Aさん、○○会社へ資料を送っておいてくれましたか?」
Aさん「送りました。(上司)さんにも、CCでつけていますけど・・・(沈黙)」。
 こんなやりとりが日々続きます。聞かれたことには答えているように思えますが、なにか違うようにも思います。どのように指導をしたら良いのでしょうか。

【回 答】 
相手が問っている内容を理解し、それに答えることを指導します

 Aさんは、上司の投げかけに対して、自分のしたことを答えています。一方で上司は、先方に資料が届いたのだろうかということを案じています。この違いを教えれば、自ずと答え方が変わってきますね。
 今のAさんの考えだと、まずは送ってあるということを伝え、続いて「CCで送っているのに、見ていない上司が悪いのではないですか、私は言われたことをしていますよ」という風にもとれます。これでは上司も、聞いている周りの人も不快になってしまいます。
 この受け止めを上司が案じているというふうに考えると、いかがでしょうか。言葉も「指示のあった昨日のうちにメール添付でお送りしました。先程、届いたという返信を△△さんからいただきました」とすると随分印象が変わります。
 同じ言葉でも相手が何を自分に求めているのかを考えて行動を起こすと、自分も相手もそして周囲のみなさんも気持ちよく仕事ができるようになりますね。
 表面的な言葉だけを捉えず、相手が求めている真の問いかけは何かを考えて、行動を起こすように指導をしていきましょう。

代表取締役社長 竹上順子

2024年12月