たけがみじゅんこのちょっといい話
2016.04.06
たけがみじゅんこのちょっといい話:共生
♪ブン、ブン、ブンはちがとぶ~、ブン、ブン、ブン♪♪ 駅の待合で幼い女の子が踊りながら盛んに歌い、まわりの皆を和ませていました。こういう風に歌い継がれているほどですから、蓮華の花に群がる蜂たちは、私たちの身近な存在だったのでしょうね。
今や蜂よりアレルギー源が多く飛ぶ時代になってしまい、この歌も「隣の国から、PM2.5をもらったよ、目に見えない異物が飛ぶ~」と、歌わなければならない今日この頃です。
さて、今年はあっという間に桜が咲いて、そして散りましたね。新入社員を迎える頃に合わせて桜が咲くので、新入社員の初の仕事は花見の場所取りと決まっていましたが、この頃はその歓迎会の花見にも間に合わない早さで散っていくので、今や桜は人生のスタートを祝う花ではなく、転居していく人たちの送別の花になってしまいました。これも温暖化の影響でしょうか。このように四季ごとの風景やそれを楽しむ宴も少しずつ変化をしていますが、今も変わらないのは、新年度の始まりの4月は新しい仲間を迎える月ということです。
今年も若い仲間が次々と社会にデビューし、私たちも研修を通して巣立ちのお手伝いをしますが、年を追うごとに新入社員は確実に、しっかりしてきたという実感です。特に今年は人口減少を反映してか、1人に何十社もの引き合いがある完全な売り手市場でした。ですから入社されてきた皆さんも、兼ねてからの自分の希望通りの会社に入れたという人が多いようです。
とこのように書くと、なんて今の若者は楽をしているのだ・・と思われる方もあるかもしれませんが、決してそうではありません。彼らは目先の年収や福利厚生の充実だけではなく、自分の成長と会社の将来性を秤にかけ、あらゆるメディアを使いこなし、職場選びを行ってきました。何しろ情報化社会の真っただ中に育った彼らですから、情報精査の方法は、働き蜂の時代の私などが到底ついていけるものではありません。
すぐにロボットと共生しなければならない社会が待っています。どうか新入社員の皆さん、その力はアレルギー源をブロックするような社会に役立つ、そんな力に活かしてください。昨年から急にアレルギー性疾患に陥った私の切なる願いです。
今や蜂よりアレルギー源が多く飛ぶ時代になってしまい、この歌も「隣の国から、PM2.5をもらったよ、目に見えない異物が飛ぶ~」と、歌わなければならない今日この頃です。
さて、今年はあっという間に桜が咲いて、そして散りましたね。新入社員を迎える頃に合わせて桜が咲くので、新入社員の初の仕事は花見の場所取りと決まっていましたが、この頃はその歓迎会の花見にも間に合わない早さで散っていくので、今や桜は人生のスタートを祝う花ではなく、転居していく人たちの送別の花になってしまいました。これも温暖化の影響でしょうか。このように四季ごとの風景やそれを楽しむ宴も少しずつ変化をしていますが、今も変わらないのは、新年度の始まりの4月は新しい仲間を迎える月ということです。
今年も若い仲間が次々と社会にデビューし、私たちも研修を通して巣立ちのお手伝いをしますが、年を追うごとに新入社員は確実に、しっかりしてきたという実感です。特に今年は人口減少を反映してか、1人に何十社もの引き合いがある完全な売り手市場でした。ですから入社されてきた皆さんも、兼ねてからの自分の希望通りの会社に入れたという人が多いようです。
とこのように書くと、なんて今の若者は楽をしているのだ・・と思われる方もあるかもしれませんが、決してそうではありません。彼らは目先の年収や福利厚生の充実だけではなく、自分の成長と会社の将来性を秤にかけ、あらゆるメディアを使いこなし、職場選びを行ってきました。何しろ情報化社会の真っただ中に育った彼らですから、情報精査の方法は、働き蜂の時代の私などが到底ついていけるものではありません。
すぐにロボットと共生しなければならない社会が待っています。どうか新入社員の皆さん、その力はアレルギー源をブロックするような社会に役立つ、そんな力に活かしてください。昨年から急にアレルギー性疾患に陥った私の切なる願いです。
代表取締役社長 竹上順子
2016年04月