たけがみじゅんこのちょっといい話
2012.03.01
たけがみじゅんこのちょっといい話:歓送迎会を有効な場に。
期末を迎え日常の仕事は忙しく、また夜は夜で送別会に忙しい。そんな多忙な日を過ごされているのではないのでしょうか。
一昔前のこの時期は、夜の街には送る人と送られる人の老若男女があふれかえり、大変にぎやかなものだったと言いますが、今は夜の繁華街の人通りはめっきり減り、寂しいものとなりました。もちろんこのような夜の街の様子は米子や松江といった地方だけのことではなく、都会も同じように思います。高級店の立ち並ぶ銀座より、居酒屋がひしめき合う神田駅前の方が、何となくにぎやかに感じるのは私だけなのでしょうか。
さてこのように繁華街の人の流れが、レストランや料理屋から大衆酒場へと変わっていったのはいつの頃からなのでしょう。
私が思うにそれは、ひと月7万円台だったサラリーマンの小遣いが下がり出したバブル末期から始まって、2003年には5万円を切ったことで加速をつけ、現在に至ったのではないかと分析しています。しかしこの小遣いは昨年、4万円台どころか4万円をも切り、36,500円と急降下しました。
このことは晩酌をビールから発泡酒に変え、家計に貢献することで維持できてきた月額小遣い4万円!!のラインを崩壊させ、飲み代を捻出するためには、毎日の昼ごはん代を圧縮する以外には方法がなくなってきたということを物語っています。そのせいかこのごろは安価なお弁当が、グッと増えてきました。
本格的で旬な食材を工夫したレストランや料理屋が少なくなっていくことは寂しいことですが、安価な大衆酒場や格安の既成弁当は、つつましく暮らす私たちの家計を支え、職場の社交場を支えてくれている大切なひとつなのかもしれません。
しかし集う場は変わったとしても、一年の内に何度かめぐってくるこのような職場の社交の場を、これからも私は大切にしていかなければならないと思っています。何より日ごろ会話の機会が少ない人たちと話ができる絶好の機会ですし、お酒の力を借りながら、コミュニケーションの自己研鑽ができる良い機会だと考えているからです。
ですから幹事さんは貴重なその場を切りもみする大切な役割だということを忘れず、毎月の小遣いを切り詰め、参加をしてくれた1人ひとりの有意義な場となるよう、細心の気づかいをしていきましょう。まずは手始めに、会の終盤になると主賓をそっちのけで片隅に集まり、話し込んでいる輩たちをバラバラに蹴散らすことを忘れてはなりません。
一昔前のこの時期は、夜の街には送る人と送られる人の老若男女があふれかえり、大変にぎやかなものだったと言いますが、今は夜の繁華街の人通りはめっきり減り、寂しいものとなりました。もちろんこのような夜の街の様子は米子や松江といった地方だけのことではなく、都会も同じように思います。高級店の立ち並ぶ銀座より、居酒屋がひしめき合う神田駅前の方が、何となくにぎやかに感じるのは私だけなのでしょうか。
さてこのように繁華街の人の流れが、レストランや料理屋から大衆酒場へと変わっていったのはいつの頃からなのでしょう。
私が思うにそれは、ひと月7万円台だったサラリーマンの小遣いが下がり出したバブル末期から始まって、2003年には5万円を切ったことで加速をつけ、現在に至ったのではないかと分析しています。しかしこの小遣いは昨年、4万円台どころか4万円をも切り、36,500円と急降下しました。
このことは晩酌をビールから発泡酒に変え、家計に貢献することで維持できてきた月額小遣い4万円!!のラインを崩壊させ、飲み代を捻出するためには、毎日の昼ごはん代を圧縮する以外には方法がなくなってきたということを物語っています。そのせいかこのごろは安価なお弁当が、グッと増えてきました。
本格的で旬な食材を工夫したレストランや料理屋が少なくなっていくことは寂しいことですが、安価な大衆酒場や格安の既成弁当は、つつましく暮らす私たちの家計を支え、職場の社交場を支えてくれている大切なひとつなのかもしれません。
しかし集う場は変わったとしても、一年の内に何度かめぐってくるこのような職場の社交の場を、これからも私は大切にしていかなければならないと思っています。何より日ごろ会話の機会が少ない人たちと話ができる絶好の機会ですし、お酒の力を借りながら、コミュニケーションの自己研鑽ができる良い機会だと考えているからです。
ですから幹事さんは貴重なその場を切りもみする大切な役割だということを忘れず、毎月の小遣いを切り詰め、参加をしてくれた1人ひとりの有意義な場となるよう、細心の気づかいをしていきましょう。まずは手始めに、会の終盤になると主賓をそっちのけで片隅に集まり、話し込んでいる輩たちをバラバラに蹴散らすことを忘れてはなりません。
代表取締役社長 竹上順子
2012年03月