たけがみじゅんこのちょっといい話

2012.01.01

たけがみじゅんこのちょっといい話:明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年に起きた東日本大震災では、東北地方を中心に大きな被害を受けました。医療、建設、食品などそれぞれの業界の方々、またそれぞれの皆様が、「今、自分たちでできること」というひとつの使命を持って、被災地の支援に立ち上がられました。私ども教育の分野では、直接的にお手伝いできることもなく、義援金を送ることや、支援に行かれる方に自分の分もお願いと、声をかけることくらいしかできず、まさに「ホゾをかむ想い」でした。
 そのような中で、挙がってきた言葉が「絆」でした。「つながり」「信頼関係」といった日常よく使う言葉より、もっと先にある重みのある言葉を、支援現場での映像や、非難されている方々の様子をなど拝見するたびに「人としてどうあるべきか」を考えさせられました。

私どもが教育という分野で係わらせていただく方々も、「人」であり、一緒になって何かを成し遂げるということが、仕事をする上での共通のテーマであるとするなら、ここでも「絆」は生まれてくるはずです。
職場で、お互いのことを思い、尊重し合える仲間がいるという感覚を味わっていただくことも、私どもが任せられることなのかなと思うようにもなりました。
「会社の指示で動いた・・・」という仕事が、「一生懸命して、面白くなった・やってよかった」と思える段階にまで気持ちを変えることができる・・そこまでお手伝いできれば、本望です。
仕事の取り組み姿勢や、ノウハウの教育を通じ、組織への絆を感じていただくことを今まで以上に考慮した教育をと思います。

今、お取り引きのある組織だけでなく、地域全体が今よりもっと良くなるためのお手伝いを、教育を通じて
できればうれしい限りです。
今年は、辰のように天高く、皆様に駆け上っていただきたい!と、そんな気持ちで“駆け回る” 1年でありたいと思っております。
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。



代表取締役社長 竹上順子

2012年01月