たけがみじゅんこのちょっといい話
2009.01.01
たけがみじゅんこのちょっといい話:干支とは何?
明けましておめでとうございます。
今年は丑年。丑の本来の読み方は「ちゅう」と言うらしい。また丑は“曲がる”や“ねじる”という意味もあって、「芽はあるが折れ曲がって、地上に出ることができず、伸びきっていない」という状態を言うのだそうで、そのような意味を知ると、私は丑年ではないけれど・・・もしかして本当は丑年なのかも・・と、つい思ってしまう。
暇が有り余る正月は、賢者に聞いたり、パソコンや、易の本で調べたりした結果、今まで私が信じて疑わなかった干支に関わる重大な事実に、大きな間違いを発見しました。
大昔、“まんが日本昔ばなし”を見ていた頃、神様が、「これ! 皆の者(動物)、今度12干支を決めることになったので、いついつの何時までにこの場所(昔のことなので正確な日時と場所は忘れました)に着いた者から順に、干支のカードをやるぞぉ・・ドロドロドロ」と、こんなお告げがあり、それを聞いて駆けつけた牛は2着。そして牛の背中に乗って直前で滑り込んだねずみが1着。結果、干支の始まりは、「子」、そして終わりは12番目に着いた「亥」となったのです。それはそれは本当らしく、語りの常田時雄さんと市原悦子さんの説得力に心を奪われ、半世紀近くそれを信じて生きてきました。
しかしなんと、干支に詳しい方のお話を聞くと、それは全くのでたらめで、動物で表したのも庶民に分かりやすくするためとのこと。本当は十干十二支(じっかんじゅうにし)、天干地支(てんかんちし)の略を言うのだそうです。
結局、そんな状態で今年の私は、正月からパソコンで「丑年とはどんな年?」、「今年のトレンドは?」などとパソコンを駆使しながら、ぐうたらな日を過ごし、新年の仕事始めの日を迎えたのでした。
仕事始めは大阪難波。某電鉄が抱えるショッピングモールの仕事からスタートしました。丁度私たちが出かけた時は、今宮戎の宵宮(よいみや)前日。戎さんの近くにいるのに「商売繁盛」を願えず、翌日向かった青山でも、明治神宮の横を通ったのに「家内安全」を願う時間はありませんでした。結局、戎さんの笹は会社の他の人に買いに行ってもらい、今は当社神棚に収まっております。
しかし、いつも思うのですが、ば~んと広げた賽銭箱の前の白い布に、沢山の万札が踊る戎さんと、ちゃり~んが多い神社では、神からの思し召しも違うのでしょうか? 今宮戎の戎さんなど、笹には簡単なクイズの葉書がつけてあり、それを送って当たると「金の大戎」がもらえるありがたいおまけつき。やはり大阪は商売熱心。それもちゃんと切手を貼って出して郵便局が儲かるようにしてある。神社がお守りを売って自社の蓄えとするのと違い、商売の神様はやっぱり偉い。
私たちも見習って自分たちだけの利を考えず、「利を得る時には周囲も一緒に利を得るようにしなければならないのだ」と、正月早々改めて勉強をしました。皆さんも利を得るときは一声、インタープロスをお声がけください。宜しくお願い致します。
まずは今年、良い年になりますように・・・
そして皆さまにとっても健やかで幸せな年になりますように、インタープロス一同、心よりお祈り申し上げます。
今年は丑年。丑の本来の読み方は「ちゅう」と言うらしい。また丑は“曲がる”や“ねじる”という意味もあって、「芽はあるが折れ曲がって、地上に出ることができず、伸びきっていない」という状態を言うのだそうで、そのような意味を知ると、私は丑年ではないけれど・・・もしかして本当は丑年なのかも・・と、つい思ってしまう。
暇が有り余る正月は、賢者に聞いたり、パソコンや、易の本で調べたりした結果、今まで私が信じて疑わなかった干支に関わる重大な事実に、大きな間違いを発見しました。
大昔、“まんが日本昔ばなし”を見ていた頃、神様が、「これ! 皆の者(動物)、今度12干支を決めることになったので、いついつの何時までにこの場所(昔のことなので正確な日時と場所は忘れました)に着いた者から順に、干支のカードをやるぞぉ・・ドロドロドロ」と、こんなお告げがあり、それを聞いて駆けつけた牛は2着。そして牛の背中に乗って直前で滑り込んだねずみが1着。結果、干支の始まりは、「子」、そして終わりは12番目に着いた「亥」となったのです。それはそれは本当らしく、語りの常田時雄さんと市原悦子さんの説得力に心を奪われ、半世紀近くそれを信じて生きてきました。
しかしなんと、干支に詳しい方のお話を聞くと、それは全くのでたらめで、動物で表したのも庶民に分かりやすくするためとのこと。本当は十干十二支(じっかんじゅうにし)、天干地支(てんかんちし)の略を言うのだそうです。
結局、そんな状態で今年の私は、正月からパソコンで「丑年とはどんな年?」、「今年のトレンドは?」などとパソコンを駆使しながら、ぐうたらな日を過ごし、新年の仕事始めの日を迎えたのでした。
仕事始めは大阪難波。某電鉄が抱えるショッピングモールの仕事からスタートしました。丁度私たちが出かけた時は、今宮戎の宵宮(よいみや)前日。戎さんの近くにいるのに「商売繁盛」を願えず、翌日向かった青山でも、明治神宮の横を通ったのに「家内安全」を願う時間はありませんでした。結局、戎さんの笹は会社の他の人に買いに行ってもらい、今は当社神棚に収まっております。
しかし、いつも思うのですが、ば~んと広げた賽銭箱の前の白い布に、沢山の万札が踊る戎さんと、ちゃり~んが多い神社では、神からの思し召しも違うのでしょうか? 今宮戎の戎さんなど、笹には簡単なクイズの葉書がつけてあり、それを送って当たると「金の大戎」がもらえるありがたいおまけつき。やはり大阪は商売熱心。それもちゃんと切手を貼って出して郵便局が儲かるようにしてある。神社がお守りを売って自社の蓄えとするのと違い、商売の神様はやっぱり偉い。
私たちも見習って自分たちだけの利を考えず、「利を得る時には周囲も一緒に利を得るようにしなければならないのだ」と、正月早々改めて勉強をしました。皆さんも利を得るときは一声、インタープロスをお声がけください。宜しくお願い致します。
まずは今年、良い年になりますように・・・
そして皆さまにとっても健やかで幸せな年になりますように、インタープロス一同、心よりお祈り申し上げます。
代表取締役社長 竹上順子
2009年01月