たけがみじゅんこのちょっといい話

2006.08.01

今どきの身だしなみチェック

私どもは、受付けなど接客者として車のショールームやモデルルームに導入しているスタッフをチェックしに、1 ケ月に一度前触れなしに店舗を巡回します。突然現れる私達を見て驚くスタッフ、笑顔のスタッフ様々です。私達も皆の第一印象はどうかな?と楽しみに巡回をします。巡回時に持参しているものは黒のピン留め、綿棒、口紅などなど 応急手当て一式です。毎回合格のスタッフは突然行っても合格です。その逆でチェックされるスタッフもいつも決まっています。
例えばA子さん、私達をみて唖然! そうです。自身でチェックされることが分かっているのです。A子さんは、仕事も一生懸命し容姿もとってもかわいいスタッフです。しかし、メイクは今を象徴される若い女性のメイクです。・・・目はマスカラを何重もつけ、アイラインは上下に入れ、爪はつけ爪でキラキラ光るストーンつき。髪留めは目立つ大きなクリップ。どう見てもその仕事にふさわしくありません。

身だしなみの基本は、(1) 清潔感 (2) 控えめ (3) 健康的 (4)機能的 (5)その企業のイメージにあっている です。

それをもとにした「身だしなみチェック表」を我々は作成し、企業の研修でも使用します。もちろんA子さんにも説明し渡しております。ですが、どうもそのチェック表では改善されません。それは、A子さんの目から自分を見ると、「マスカラは薄くしたし、髪の毛もきちんと留めているし身だしなみはOK」とうつるからです。そこで私達は『A子さん身だしなみチェック表!』という具体的なチェック表を作成しました。

例えば、チェック表の項目の一例です。

(1) マスカラは 1 回塗りである     できている できていない
(2) アイラインは上も下も引いていない  できている できていない

このチェック表は、かなり効果的で即改善できました。また同時に、毎朝業務前に第三者にチェックしてもらうので改善が継続できます。

企業様や店舗の皆様でも、このような従業員の身だしなみで悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
その場合は、規則で決まっている身だしなみをその人に合わせて具体的に変化させてみて下さい。チェック表があることで、上司の方も注意がしやすくなったとおっしゃっています。今どきの身だしなみチェックを一度お試し下さい。

inpro コラム編集局 : Sophy

2006年08月