たけがみじゅんこのちょっといい話
2006.07.01
職場の中の 『 宇宙人 』 ?
春の新入社員研修が一段落し、現在は入社後 2 ~ 3 ケ月経った皆様のその後の様子が、各社から聞こえてくる時期となりました。
今年の新社会人の方々の研修での傾向を振り返ってみますと・・・。
(1)「聞く時には聞き、話す時には話す」といった周囲の状況を見て、または指示に対しては速やかに行動が出来る
(2)名前を呼ばれても返事をしない・相手の顔を見ずに話す・表情がないなど、人との初期段階でのコミュニケーションができない
といった状況に集約されます。
ここまで書いて、ふと思ったのが、毎年同じ状況が表れてはいますが、その傾向が年々強まっているように思います。ひとえに「社会に出る時点での社会性の低さが増している」ということではないでしょうか。確かに、受講生が講師を呼ぶ時に、「おばさん」(女性講師の場合です)と呼んでいたり、研修中に「ねえねえ、トイレ行っていい?」と友達に言うかのように話しかけてくる方もあります。その場で言葉づかいの修正を指摘すると「叱られたあ~」と茶化す方まであります。そのときには“宇宙人”がそこにいるかの思っているのですが、こういう宇宙人は着実に増えてきています。
そういった状況を反映してか、今の時期に多い研修のオーダーは「挨拶ができるようにしてほしい」「ハキハキと受け答えができるようにしてほしい」といったもので、更には「採用面接の時の面接する側のコツを教えてほしい」というご依頼もあります。(面接攻略セミナーを受け尽くした宇宙人さんもたくさんいるのです)
それぞれの持ち味を、職場で“個性”として開花させるためには、社会人のルールを身につけていることが根底に必要なのは言うまでもないことです。研修の中では、講師は受講生にとってのキラワレモノになりながら「社会人になろう!」というメッセージを伝えています。宇宙人さんには、得意のテレパシーで受けとめてもらいたいと切に願っているところですが、このメッセージに気づくのは、1~2年先かもしれません。
皆様の職場にもいませんか?宇宙人。
今年の新社会人の方々の研修での傾向を振り返ってみますと・・・。
(1)「聞く時には聞き、話す時には話す」といった周囲の状況を見て、または指示に対しては速やかに行動が出来る
(2)名前を呼ばれても返事をしない・相手の顔を見ずに話す・表情がないなど、人との初期段階でのコミュニケーションができない
といった状況に集約されます。
ここまで書いて、ふと思ったのが、毎年同じ状況が表れてはいますが、その傾向が年々強まっているように思います。ひとえに「社会に出る時点での社会性の低さが増している」ということではないでしょうか。確かに、受講生が講師を呼ぶ時に、「おばさん」(女性講師の場合です)と呼んでいたり、研修中に「ねえねえ、トイレ行っていい?」と友達に言うかのように話しかけてくる方もあります。その場で言葉づかいの修正を指摘すると「叱られたあ~」と茶化す方まであります。そのときには“宇宙人”がそこにいるかの思っているのですが、こういう宇宙人は着実に増えてきています。
そういった状況を反映してか、今の時期に多い研修のオーダーは「挨拶ができるようにしてほしい」「ハキハキと受け答えができるようにしてほしい」といったもので、更には「採用面接の時の面接する側のコツを教えてほしい」というご依頼もあります。(面接攻略セミナーを受け尽くした宇宙人さんもたくさんいるのです)
それぞれの持ち味を、職場で“個性”として開花させるためには、社会人のルールを身につけていることが根底に必要なのは言うまでもないことです。研修の中では、講師は受講生にとってのキラワレモノになりながら「社会人になろう!」というメッセージを伝えています。宇宙人さんには、得意のテレパシーで受けとめてもらいたいと切に願っているところですが、このメッセージに気づくのは、1~2年先かもしれません。
皆様の職場にもいませんか?宇宙人。
井上 圭子 記
2006年07月